ゲーム紹介『TETRIS2+BOMBLISS』(テトリス2+ボンブリス)
今回は、歴史研究会の有志が何故か作成しているオリジナル問題紹介の前置きとして
『TETRIS2+BOMBLISS』を取り上げます。
TETRIS2+BOMBLISS(テトリス2+ボンブリス)
ファミリーコンピュータ専用ROMカートリッジ 発売:BPS / 開発:チュンソフト
タイトル画面。状態の良くないRFスイッチから映像を出力したためノイズが乗っている。
『テトリス』は言わずと知れた大人気ゲームです。
4個の正方形ブロックで構成させる"テトロミノ"のピースを10ブロック幅のフィールドに回転させて落として並べ、横一列に隙間ないラインを作って消す、シンプルかつ中毒性の高いシステムで今も人気を保っています。
本作『TETRIS2+BOMBLISS』は、テトリスと、テトリスの変形ルール(or "バリアント")である
ボンブリスがセットになったタイトルです。
テトリスのほうは、エンドレスのA,25ライン消すとステージクリアのB,画面下からせり上がり(or "ライジング")のあるC、の1人プレイ3タイプと2人対戦プレイがあります。
説明が不要なほどの定番作品ですし、また、本稿ではボンブリスを主に取り扱いますので詳細は割愛します。
テトリスA-タイプ。ブロックが画面上端まで積みあがるまで続く。
ちなみに、本作の曲はドラゴンクエストシリーズで有名なすぎやまこういち氏が作曲した。
テトリスB-タイプ。ファミリーコンピュータの前作『テトリス』のルールを踏襲している。
テトリスC-タイプ。画面下部にライジングで現れたブロックが見える。
ライジングで現れたブロックも通常のものと同様に消すことができる。
本作の目玉と言えるのがボンブリスです。ボンブリスは、横一列にブロックを並べるテトリスのルールを基本としながら独自のアレンジが加えられています。最大の違いは「ボンブリスの場合は、ブロックを並べるだけでは消えない」ことです。
ボンブリスには通常のブロックの他に、赤色をした爆弾ブロックがあります。爆弾ブロックをラインに含めると起爆し、爆風が周囲のブロックを吹き飛ばします。
爆発力は揃えたライン数に応じて増大し、別の爆弾ブロックも爆風に巻き込めば同じ爆発力で誘爆するので、ただラインを多く揃えるだけでなく、爆風の当て方にも頭を使う必要があり、テトリスとはまた違った楽しみがあります。大量のブロックが一気に吹き飛ぶさまはまさに爽快で、ボンブリスの醍醐味があると言えましょう。
爆風でブロックを吹き飛ばす瞬間。フィールド上部を覆う矩形は全て爆風。
ボンブリスには1人用モードにコンテストとパズルの2種と、パズル問題を作成できるコンストラクションモードがあります。
スーパーファミコンに『SUPER TETRIS2+BOMBLISS』というタイトルもありますが、
『SUPER TETRIS2+BOMBLISS』にはボンブリスの2人対戦がある反面、コンストラクションがありません。
コンテストは、所定のピース数が尽きないうちにフィールド上のブロックをすべて消せば面クリアとなるモードです。全60面。
残りピース数がスコアとなります。大量のラインを揃えると残りピース数にボーナスが付くので、爆発力アップと併せて狙いましょう。
また、爆弾ブロック4個を2×2の正方形状に並べると通称"デカボム"となり、ライン数に影響されない爆発力を持つので重宝します。
コンテスト、面開始時。
ボンブリスでは、テトロミノの他、2,3,5個のブロックで構成されるピースも落下する。
コンテスト、クリア画面。背景については映画『キング・コング』を参照のこと。
パズルは、面ごとに種類と順番の定められたピースを必ず全て使い、配置されたブロックを、落としたものも含めて全て消すモードです。
問題を解くには爆風の範囲や、上述のデカボム等、ゲームシステムをしっかりと理解する必要があり、(敷居は少し高くなりますが)ボンブリスの奥深さを味わえます。
ボンブリス、パズルLEVEL8-10。
5個のブロックからなる"ペントミノ"を各(左右反転は同一視)1回ずつ使い6×10の長方形を作る問題。
ボンブリス、パズルLEVEL9-10。ファミリーコンピュータ版の最終問題。
全種類(左右反転は別扱い)のピースを1回ずつ使って全部消す。
言わば最悪の自由課題。
さて、前置きが長くなりました。本当に紹介したかったのはコンストラクションの部分です。 ……続きます。
『TETRIS2+BOMBLISS』を取り上げます。
TETRIS2+BOMBLISS(テトリス2+ボンブリス)
ファミリーコンピュータ専用ROMカートリッジ 発売:BPS / 開発:チュンソフト
タイトル画面。状態の良くないRFスイッチから映像を出力したためノイズが乗っている。
『テトリス』は言わずと知れた大人気ゲームです。
4個の正方形ブロックで構成させる"テトロミノ"のピースを10ブロック幅のフィールドに回転させて落として並べ、横一列に隙間ないラインを作って消す、シンプルかつ中毒性の高いシステムで今も人気を保っています。
本作『TETRIS2+BOMBLISS』は、テトリスと、テトリスの変形ルール(or "バリアント")である
ボンブリスがセットになったタイトルです。
テトリスのほうは、エンドレスのA,25ライン消すとステージクリアのB,画面下からせり上がり(or "ライジング")のあるC、の1人プレイ3タイプと2人対戦プレイがあります。
説明が不要なほどの定番作品ですし、また、本稿ではボンブリスを主に取り扱いますので詳細は割愛します。
テトリスA-タイプ。ブロックが画面上端まで積みあがるまで続く。
ちなみに、本作の曲はドラゴンクエストシリーズで有名なすぎやまこういち氏が作曲した。
テトリスB-タイプ。ファミリーコンピュータの前作『テトリス』のルールを踏襲している。
テトリスC-タイプ。画面下部にライジングで現れたブロックが見える。
ライジングで現れたブロックも通常のものと同様に消すことができる。
本作の目玉と言えるのがボンブリスです。ボンブリスは、横一列にブロックを並べるテトリスのルールを基本としながら独自のアレンジが加えられています。最大の違いは「ボンブリスの場合は、ブロックを並べるだけでは消えない」ことです。
ボンブリスには通常のブロックの他に、赤色をした爆弾ブロックがあります。爆弾ブロックをラインに含めると起爆し、爆風が周囲のブロックを吹き飛ばします。
爆発力は揃えたライン数に応じて増大し、別の爆弾ブロックも爆風に巻き込めば同じ爆発力で誘爆するので、ただラインを多く揃えるだけでなく、爆風の当て方にも頭を使う必要があり、テトリスとはまた違った楽しみがあります。大量のブロックが一気に吹き飛ぶさまはまさに爽快で、ボンブリスの醍醐味があると言えましょう。
爆風でブロックを吹き飛ばす瞬間。フィールド上部を覆う矩形は全て爆風。
ボンブリスには1人用モードにコンテストとパズルの2種と、パズル問題を作成できるコンストラクションモードがあります。
スーパーファミコンに『SUPER TETRIS2+BOMBLISS』というタイトルもありますが、
『SUPER TETRIS2+BOMBLISS』にはボンブリスの2人対戦がある反面、コンストラクションがありません。
コンテストは、所定のピース数が尽きないうちにフィールド上のブロックをすべて消せば面クリアとなるモードです。全60面。
残りピース数がスコアとなります。大量のラインを揃えると残りピース数にボーナスが付くので、爆発力アップと併せて狙いましょう。
また、爆弾ブロック4個を2×2の正方形状に並べると通称"デカボム"となり、ライン数に影響されない爆発力を持つので重宝します。
コンテスト、面開始時。
ボンブリスでは、テトロミノの他、2,3,5個のブロックで構成されるピースも落下する。
コンテスト、クリア画面。背景については映画『キング・コング』を参照のこと。
パズルは、面ごとに種類と順番の定められたピースを必ず全て使い、配置されたブロックを、落としたものも含めて全て消すモードです。
問題を解くには爆風の範囲や、上述のデカボム等、ゲームシステムをしっかりと理解する必要があり、(敷居は少し高くなりますが)ボンブリスの奥深さを味わえます。
ボンブリス、パズルLEVEL8-10。
5個のブロックからなる"ペントミノ"を各(左右反転は同一視)1回ずつ使い6×10の長方形を作る問題。
ボンブリス、パズルLEVEL9-10。ファミリーコンピュータ版の最終問題。
全種類(左右反転は別扱い)のピースを1回ずつ使って全部消す。
言わば最悪の自由課題。
さて、前置きが長くなりました。本当に紹介したかったのはコンストラクションの部分です。 ……続きます。
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