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京都大学歴史研究会ブログ

京都大学歴史研究会のブログです。主に活動報告を行っていきます。

ゲーム紹介『デスクリムゾン』

少々場違いかもしれませんが、このブログで様々なゲームを紹介してゆきたいと思います。
紹介するときの原則はただひとつ。「自分で実際にプレイしてから紹介する」。

第一弾は『デスクリムゾン』。
『セガサターンマガジン』上の読者投票やインターネット上の各種レビューで
伝説のクソゲーとして祭り上げられてしまった本作ですが、
まともにプレイした上でのレビューは評判に比して数が少ないように思われます。

デスクリムゾン

1996年発売/セガサターン専用ソフト/開発・発売:エコールソフトウェア

『デスクリムゾン』は、1996年にエコールソフトウェアから発売された、フルポリゴンのガンシューティングゲームです。
インターネット上に様々な憶測の飛び交う本作ですが、実際にプレイする限り噂ほど酷い作品ではありません。


電源を入れると、石仮面を背景に E C O L E の5文字が飛来するロゴ画面が現れます。
エコールロゴ
エコールロゴ。とある方法で曲を最後まで聴くことができる。


続いてタイトル画面。しばらく放置するとオープニングムービーが始まります。
中盤の実写パートは和歌山県友ヶ島で撮影されました。
後半の「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ」というせりふが有名です。
タイトル
タイトル画面。文字に懸かっている手首は動く。

オープニング(実写パート)
オープニング。中盤の実写パートは和歌山県友ヶ島で撮影された。


タイトル画面からメニューに入ります。
本作はコントローラ操作の他、バーチャガンに対応しています。バーチャガンの場合、開始前に照準設定が必要です。
設定時、着弾箇所に銃弾型のマークが表示されますが、着弾と同時に画面がフェードアウトを始め、確認しづらいのが難点です。
「照準がずれる」という噂が一部でありますが、真面目に照準合わせを行う限りずれることはありません。
メニュー画面
メニュー画面。ステージ選択の他、照準設定とオプション(サウンド設定)が可能。
ステージ中にリセットすると、エンブレムの場所に[続き]が現れ、選択するとリセットした面からやり直せる。


照準設定
照準設定(撃った瞬間)
照準設定。撃つと弾丸マークが表示される。画像では中央の十字すぐ右。


ステージを見ていきましょう。最初はステージ1と2が選択可能です。
ステージ3は先のふたつをクリアするまでロックされていて挑戦できません。

以下、バーチャガンでのプレイ画像になります。
バーチャガンを使用する場合、道中の心がけはただひとつ。無駄撃ちを抑えましょう。
無駄撃ちをしなければ、どの場面も標準の6発で足りますし、進化ゲージの上がりも早くなります。
進化ゲージが溜まると、溜め撃ちでオプション銃が使えたり、残クレジット数が増加したりと、ゲーム進行が有利になります。
ラスボスと戦うには、命中率80%以上を安定して残せる実力があると好ましいでしょう。

ステージ1
・サロニカの町
名前の通り町中を進みます。敵コウモリの対処に慣れないうちは難しい面です。
迷彩服姿の人は変身して襲い掛かってきます。一方、白い服(実際は上から薄ピンク・白・薄灰色)の人は民間人で、撃つとライフ減少のペナルティがあります。
サロニカの町
サロニカの町。ステージはフルポリゴン。
途中に登場する"HIT HERE"の看板を撃つと1クレジットアップ。


面終了時にはスコアリザルト画面が挟まります。
RATE 91 (命中率91%)の表示が、照準ずれの噂に対する自分なりの反証です。
リザルト画面
サロニカの町のリザルト画面。獲得スコアに応じてクレジットが増加。


・リムブルク大学
サロニカの町を突破できる腕前なら問題なく進めます。
途中登場するムササビを撃ってはいけません。撃つと、民間人のときと同様にライフが減少します。
ステージ中央にある"エコール噴水"は何発か撃つと破壊でき、破壊するとクレジットが5増加します。
リムブルク大学
リムブルク大学。人型の敵"アーマーボーグ"は点稼ぎに利用される。
画面中央には本来、破壊すると5クレジット増加の"エコール噴水"があったが、画像では既に破壊済み。



・コネラート橋
易しめの面です。リムブルク大学で稼いだクレジットもあって、問題なく突破できます。
橋桁の上の明かりを撃つと画面上の敵を一掃できます。
コネラート橋
コネラート橋。左にいる、色の薄い服を着た人を撃つとライフ減少。


ボス:フライ・リハード
タイトル画面及び照準設定画面に描かれている敵です。
ボス戦では例外的に、画面下のゲージがライフゲージとなります。進化ゲージはないので、心置きなく連射しましょう。
ライフは実質的に大幅増ですが油断は禁物です。
画面左右端の三角印を撃つと視点が移動します。敵位置を画面右上のサイトスコープで確認しつつボスを追いましょう。
フライ・リハードの取り巻きを先に倒すようにすれば楽勝でしょう。
フライ・リハード
フライ・リハードのキック
ステージ1のボス、"フライ・リハード"。キックで攻撃してくる。
ボス戦では、画面上部のゲージがボスのライフ、画面下部のゲージがプレイヤーのライフを表す。



ステージ2
・イズキット川
開始時のクレジットは0。3ダメージで即ゲームオーバーになるので、攻撃を受けないよう慎重に。
次の面に備えて、なるべくクレジットを稼ぎましょう。
イズキット川
イズキット川。画面上のムササビを撃つとライフ減少。


・アッシムの館
難所です。コウモリに要注意。なるべく出てきた順に、一筆書きの要領で銃を動かして撃っていきましょう。
銃が進化するとボムショットを撃てるので楽になります。敵のいない間はトリガー引きっぱなしでも良いかもしれません。
アッシムの館
アッシムの館。画像の直後にダメージを受けた。


ボス:ムーラ
ステージ1より敵の攻撃が激しくなっています。慌てずに取り巻きから倒しましょう。
ムーラ
ステージ2のボス、"ムーラ"。
なお、ステージ1,2のボス戦では何故か10クレジット減少。



ステージ3
・サファール遺跡
難易度は比較的高めですが、アッシムの館を攻略できたプレイヤーなら心配は無用でしょう。
遺跡内の台に浮遊している石を撃つとライフが4になります。
サファール遺跡
サファール遺跡。画面中央よりやや下にある、六角形をした石を撃つとライフが4になる。


・シャナファーラ
唇が印象的な謎の丸い敵"スナブリン"が登場します。うっかり笑ってプレイに支障をきたさないよう気をつけましょう。
シャナファーラ
クチビル(スナブリン)
シャナファーラ。独特過ぎる造形の"スナブリン"が登場。


・デスビスノスの宇宙船
ラスボス前のステージです。横に一回転するなど、プレイヤー側に不審な挙動が多くなりますが落ち着いて対処しましょう。
8クレジットがラスボス挑戦の一応の目安とされます。
デスビスノスの宇宙船
デスビスノスの宇宙船。アーマーボーグに追い撃ちをかけて、30万点以上のスコアを叩き出すことも可能。


ボス:デスビスノス
バーチャガンを使う場合、最大の難関となります。
破壊可能な弾が複数飛んできます。視点移動で避けることはできないので、全部撃ち落す必要があります。とにかく連射しましょう。
一定ダメージを与えるごとに行動パターンが変化します。パターンによっては、上方で待ち伏せたり、
横に移動して逃げるボスを追うようにして撃ったりして有利に戦えることもあります。

勝てそうになくなった時にはリセットしてみましょう。中断機能が何故か搭載されていて、元のクレジット数のまま、戦闘を最初からやりなおせます。
また、コントロールパッドを使えば、中央にカーソルを合わせて連射すれば簡単に勝てます。バーチャガンでどうしても勝てない場合にどうぞ。
デスビスノス
ステージ3のボス、"デスビスノス"。ボスの弾は視点移動で避けられないため、必ず破壊する必要がある。


デスビスノスを倒せばエンディングです。エンディングのエンブレムの色はある条件により変化します。通常は赤色です。
エンブレム(赤)
スタッフロール後に表示されるエンブレム。プレイ内容によっては、青や黄になることもある。


実際にプレイされる限りにおいて、『デスクリムゾン』は噂ほど酷い作品ではないと思います。
敵配置は、無駄撃ちをしなければ出現中にリロードを挟まずに撃てるよう調整されています。大きめの着弾判定と相まって、難易度はガンシューティングゲームの中ではおそらく低めでしょう。
上では触れませんでしたが、特定の敵に対しては倒した後に追い撃ちをかけ、素点×撃ち込んだ弾数 の点数を得ることができる点稼ぎ用のシステムがあり、
シンプルかつ熱いスコアアタックも楽しむことができます。
グラフィックは時代とハードを考慮しても汚いと思いますが、ゲームプレイそのものは悪くない、というのが率直な感想です。

直すべき点も確かにあります。
・グラフィックを改善する
・照準設定時に試射できるようにする
・サロニカの町の難易度を低くする
・一部のバグを修正する
・説明書のシステム説明を充実させる

ただ、改善すべき欠点を差し引いて、なお一部のゲーマーを惹きつけてやまない魅力を持つのも確かです。
プログレッシブ・ロックの影響を受けたBGMの織り成す独特な世界と、プレイヤーの上達が残クレジット数やスコアに直結するシステムが、『デスクリムゾン』ならではのプレイ感覚を実現していて、ここに本作を実際にプレイした人の心をとらえる魅力の根源を求めることができると思います。

残念ながら、実際にプレイしたときの感覚は、blogでは伝えきることが出来ません。
ゲームは実際に遊んでこそ価値を発揮します。もし記事を読んで興味を持ったなら、自分の手でプレイしてみることをお薦めします。
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京都大学の歴史サークルです。毎週金曜18時30分から課外活動棟D204の部室で例会を行っています。例会では各会員の研究発表や本の輪読を行い、例会後には食事やゲームなどをして自由に過ごしています。たまに史跡や博物館にも行きます。日本史、世界史を問わず歴史が好きな人はもちろん、ゲームが好きな人、部室でダラダラしたい人など、どんな人でも大歓迎です。歴研の活動に興味のある方、参加したい方は、ぜひ一度課外活動棟D204の部室までお越しください。

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