京都大学歴史研究会blog

京都大学歴史研究会のブログです。 毎週の活動報告なんかをしていきたいと思っています。

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10月26日の活動報告

本日の活動報告です。

・ランケ『世界史概観』 序説・第一節(ローマ帝国の諸基礎 キリスト紀元最初の四世紀間の概観)
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10月19日の活動報告

本日の活動報告です。

・読書会 『日本二千六百年史』 第二十九・三十章(完結)

・統一テーマ「島」続き
「アイスランドの概史」

次回以降、読書会ランケ『世界史概観』の予定です。

教育論みたいなもの

しばらく前に研究室で先生から藤原正彦の本を勧められた(というか、読む本をねだったら貸してくれた)ので読んでみました。
藤原正彦は『国家の品格』が代表作と言える数学者、兼、作家です。(異論はあるかもしれませんが)
貸してもらった本は『若き数学者のアメリカ』他いくつかでした。
数学者ということで寺田寅彦のような中身をイメージしてたのですが、もっと叙情的な文章でした。
数学者はロマンチストなのかもしれないと思えます。
その読んだ本の中で教育論について書かれている部分がありました。
曰く、教育において日本的な情緒を教育することが大事なのだそうです。

それを読んで思ったことは情緒って教えられるものなのだろうかということです。
昔の文学を読んでピンとこないことがありますが、日本的な情緒を学べば分かるようになるのでしょうか?
はっきり言ってそんなことはないだろうと思います。
前提とする社会が異なるなら考え方も感じ方が違うのも当然だと思います。
蹴鞠をやって思ったのですが、昔の人が面白いと思うことに面白いと感じることはあるでしょう。(蹴鞠保存会関係の方もし見ておられるなら最近行けてなくてすいません。)
しかし、その感じ方は昔の人たちとおなじではないと思います。
情緒はけっきょく個人に依拠したものではないのかと思うわけです。
とまあ、どこにでもありそうな人はそれぞれがOnly Oneなんだみたいな話になったわけですが、もう少しどこにでもありそうな話を続けます。

それなら教育で何を教えるべきかということを考えてみました。
私個人としては、是非、各人の立場や考え方の違いが何をもたらすかをきちんと教えてほしいと思います。
教育は個性を重視とかいろいろ言ったとしても、結局型にはめるものです。
型にはめることはまったく悪いことだと思いませんが、その型が絶対的なものではないことを教えることも重要だと思います。
社会にはルールが溢れています。
法律も校則も慣習も場の空気もみんなルールでしょう。
そして、考え方や立場が違えばその人が従うべきルールは異なります。
辿る論理が同じでも前提が違えば結論はまったく異なります。
みんなそんなことは当たり前だと言うと思いますが、なら、その自分とまったく違う立場の人とうまくやるにはどうしたら良いのでしょうか?
そういったことをきちんと教育することが大事なのではないでしょうか。

やっぱり良くある話で終わってしまいましたが、そんなことを考える一つのきっかけとして本の紹介を一冊だけ。
『よいこの君主論』です。
こんな小学校は嫌ですが、立場の違いはとる手法も得ようとする結果も違うことがわかるのではないでしょうか。

10月12日の活動報告

統一テーマ「島」

上記テーマにそって、小規模なレジュメを持ち寄る方式です。具体的には
「後醍醐天皇の隠岐における配流地は~島前か島後か~」
「本居宣長、「シマ」の語源を語る」
「高島、大毛島、島田島」

あと、レジュメの書き方についても概観。

SPring-8

歴研とはまったく関係ありませんが、現在出張でSPring-8にきています。

個人的には非常に有名な施設だと思っていたのですが、他の歴研メンバーに聞くとみんな意外と知らないのでした。
確かに文系の人には縁がなかなかないとは思いますが・・・。

SPring-8は日本が世界に誇る世界最高峰の放射光施設です。
兵庫県の佐用郡佐用町にあり、シンクロトロンとその附随する施設があります。
山の中過ぎて周囲に何もありません。
近くには兵庫県立大学(旧姫路工業大学)があるのですが、正直可哀想です。
天体観測が趣味とかでもない限り結構辛そうな土地です。
もともとは筑波のような学研都市を目指したようなのですが、バブルがはじけて開発が進み切らなかったらしいです。

SPring-8の用途としては結晶構造の同定、含有元素の特定など基礎科学の分野で多岐に渡ります。
一般に馴染みありそうな話でいくと、昔あったカレー砒素事件の時に毒として使われた砒素が同一のものだったことを証明したこともありますね。
最近ではスーパーコンピューターの『京』が世界最高峰の装置として注目されましたが、こちらの方が多方面に応用がきくのではるかに有用な施設としてあり続けていると思います。

かねてより使用してみたかった施設なのですが、気軽に使える施設では当然ないので今回は非常にラッキーでした。
完全に観光客と化して楽しんでます。
実験ももう少し続きそうなので、適当に頑張りたいですね。

10月5日の活動報告

本日の活動報告です。

・読書会 『日本二千六百年史』 第二十七~二十八章まで


次回は10/12、統一テーマ『島』です。

『隅の老人』

歴研メンバーに紹介されたので読んでみたミステリーです。
作者はバロネス・オルツィ、コナン・ドイルの商業的成功の後に他紙がこぞって載せ始めたミステリーの一つらしいです。

ミステリーはおおむね

前談(語り手が事件に関わる経緯など)

事件発生

捜査

語り手や警察の失敗

(探偵などの)推理

後日談

の手順で進んで行きます。
順番が前後したり、解決の前に事件が繰り返したりすることはありますが大筋は外れないのではないでしょうか。

隅の老人のストーリーはこれを非常にシンプルな形としています。
基本的な流れは、身元もしれない老人が喫茶店ABCショップの隅の席で、女性記者相手に世間で話題となっている迷宮入り(しかけ?の)事件の推理を聞かせて立ち去る、というものです。
事件に関わるのは面白そうだからで誰に依頼されたからでなく、推理を語るけど事件が解決するわけでもない、事件の起承転も全て検事審問で語られていることで特別な捜査もない、と実に一般の人がゴシップを楽しむのと差がない取り組みかたです。
事件の真相が老人の語った通りである証拠もないし、事件の後日談もないため事後経過も不明です。
女性記者ポリーも読者もただひたすら老人の語りを聞くだけですが、なるほどと思ってそれ以上のコメントができません。
映像作品にしたらさぞかし老人のドヤ顔が鬱陶しいのではないかと思います。

刊行作品はあまり訳されていないようですが、一読の価値ありです。
一話あたりのページも短く、訳者も悪くないので、本が苦手な人でも気楽に読めるのではないかと思いますよ。

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