京都大学歴史研究会blog

京都大学歴史研究会のブログです。 毎週の活動報告なんかをしていきたいと思っています。

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読書感想を少し

お久しぶりです。長らく更新がなかった上に色々とAA氏に任せっきりになってて申し訳ないので僕も少し何か書いてみようかと思います。という訳で、目を通した本について。

『南海ホークス栄光の歴史』『阪急ブレーブス栄光の歴史』『近鉄バファローズ球団史』ベースボール・マガジン社
今はもう存在しない、関西パ・リーグ球団それぞれの特集です。球団史・主要選手や監督の紹介(その中でも更に重要人物にはインタビューが載ってる)、本拠地球場情報、年度別成績、在籍選手一覧などなど。これら三球団に興味のある人にとって、必読かと。それにしても、パ・リーグは楽天を別にするとどのチームも身売りやら合併やらの憂き目を一度は経験してるんですな。他にもこうした前身球団(要は東映、西鉄、大毎、国鉄など)の特集を見たいものです。

鳥越規央・仁志敏久『プロ野球のセオリー』ベスト新書
野球のデータ解析専門の鳥越氏と、元プロ野球主力選手の仁志氏の両者が「データ」と「現場の目」というそれぞれの視点からプロ野球のセオリーについて論じており興味深いです。…打順論のように首をかしげる箇所もなくはありませんでしたが、セイバーメトリクスと実際の体験という両面から「無批判にセオリーを踏襲するのでなく、自分なりに考え意図をもってやれ」という結論が出ており、全体として納得いく結論に。

小田榮一著『茶道具の箱と箱書』淡交社
様々な茶道具を収納し保護する箱もまた、「茶道具」の一つであり美術品の一つ。素材・見た目、そして宗匠の筆跡などが、茶人たちの目や心を楽しませます。そうした様々な箱の写真を豊富に収録した一冊。

…歴研だし、歴史の本も書いときましょうか。
三崎良章『五胡十六国』東方書店
中国最大の乱世の一つ、五胡十六国時代についての概論書。時代背景、主要国の概要、いつから「五胡十六国」と呼ばれるようになったか、などまとめてくれています。
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最近読んだ本

 相変わらず、何をここに書いたら良いのか悩ましいですね。再び、読んだ本の紹介をば。

・『9回裏無死1塁でバントはするな』 鳥越規央 祥伝社新書
 野球を、データと統計に基づいて見るセイバーメトリクスの入門書。統計で野球を見ると、従来の常識とは異なった結論が出たりする事もたびたびのようです。その最たるものが、表題にあるバント問題ですね。バントをすると、アウトカウントが一つ増える事もあって大概のシチュエーションでは勝率が下がるんだそうで。
 個人的に意外だったのが、アメリカでは捕手を評価する際に配球は重視せず守備(キャッチングなど)・盗塁阻止・打撃を見るという事。向こうでは配球の主導権が投手にある事や、実際に投げた球が配球通りだったかを知る術がない事などが理由だそうです。
 ところで、打者の評価基準ですが、「OPS=打席に立った際の怖さ」「RCやXR=盗塁・走塁も含め攻撃全般における怖さ」という理解でいいんでしょうか?

・『パオロ・マッツァリーノの日本史漫談』 パオロ・マッツァリーノ 二見書房
 自称イタリア人で自称戯作者であるパオロ氏が、様々なトピックを歴史的な視点で解析した一冊。日本人が子供に名を付ける際の変遷(と所謂「キラキラネーム」)やら、新聞第一面広告から見る当時の社会やら、牛乳殺菌法の変遷、近代終末論のあれこれなど独特の切り口が面白いです。
 この作者さんのスタンスは、人間は進歩も退化もしておらずいつの時代もいいかげんでダメな存在なんだ、というもの。で、名も無き人々の歴史である庶民史・文化史に興味が惹かれるとのこと。個人的にも、大いに首肯できる考え方ではあるかと思います。ただ、だからといって「偉人や武将の生きざまになど、興味はありません」というのは少しもったいないですよ。偉人の生涯をよくよく見れば、彼らもまた「いいかげんでダメな存在」という点において例外ではありえない、という事がわかるはずなのですから。

・『学力テストおバカ回答グランプリ』 日本博識研究所 宝島社
 中学・高校のテストにおける様々な珍回答を集めたもの。似たような間違いをした覚えがあるものから、思いもしなかったものまで様々。また、問題の出し方が悪いと思うものもあり、惜しいとしか言いようのないケアレスミスもあれば、「真面目にやれ」と学生に言いたくなるものまで色々。とりあえず笑うには良い一冊。

・『大楠公』 湊川神社編
 以前、楠公祭に行った際に購入。楠木正成を称える文章や、正成の墓碑・湊川神社の年表があって史料としてそれなりに有用。収録された随筆は基本的に右寄りで叙情的なので人を選ぶと思われますが、保田與重郎『太平記と大楠公』は結構鋭い指摘があって興味深かったです。正成を忠臣として称揚する一方で、彼の敵手に対し逆賊として指弾する攻撃性がなかったのも保田氏の文章に好感が持てた一因かも。

今更、一年前の『孤独のグルメ』読んだ(ペルー料理の話)

 今週、バイト先で昔の『SPA!』見つけました(2010年3月9日号)。不定期連載『孤独のグルメ』が載ってたので、昼休みにチェック。

 お題は「東京都新宿区信濃町のペルー料理」。この作品でエスニック料理が取り上げられるのは珍しい気もしますが、何を食べてもゴローちゃんは相変わらずブレません。「小腹が減った」と言いつつガッツリ食べ(この時はセット料理二つを平らげてます)後で「食い過ぎた」と後悔する所といい、独特の味がある言い回しする所(「箸休めを超えた箸休め」「大人のお子様ランチみたい」など)といい、食材をダブらせてしまう所といい、いつものゴローちゃんでした。
 違う点があるとすれば、いつになく別れた元カノ(女優)を思い出して黄昏れてた事でしょうか。何でも、酒が飲めない同士で話が合い、パーティを抜け出して一緒にケーキを食べに行ったのが付き合うきっかけだったとか。その思い出にふけったゴローちゃん、ふと漏らす。

「思い出したら食べたくなったぞ」(背景にケーキの絵)

…え、そっち?さすがとしか言いようがありません。そりゃ、元カノから「食いしん坊さん」呼ばわりされる訳だ。ま、ラストでは破局したことを寂しく思い出すようなモノローグが入ってはいますけど。

 やっぱり、面白いですこのシリーズ。

※ふと思ったこと。店員が「ペルーは貧乏だけど 明るい貧乏なんです」「食べることと住むことには不自由しない国なんでね」と言ってますけど、それって貧乏のうちに入るんでしょうか?

楠公祭(厳密には翌日祭)行ってきました

 湊川の戦いが5月25日なので、本番は昨日だったのですが(ちなみに新暦に対応させると7月12日になるらしく、例祭はその日になっています)。

 本日の翌日祭は、神主さんが祝詞をあげ、巫女さんによる神楽が奉納され、玉串がそなえられ、といわゆる「神事」。自由に参列できるということでしたので、喜んで席に着かせていただきました。とはいっても、神事の詳細はよくわからないので指南されるがままでしたけど。最後に参列者全員で御神酒をいただいて、ついでに宝物館を見学し戻ってきました。

 ご存知の方も多いかと思いますが、湊川の戦いで楠木正成が討ち死にしたとされる場所がこの神社の起源。徳川期、正成の忠烈をたたえて徳川光圀がこの地に墓碑を建立、後に尊皇思想が盛んになるにつれ多くの人が詣でるようになりました(神社正門の横にこの墓碑はあります)。そして明治に入ると、天皇を奉じた中央集権国家を目指す中で正成を顕彰する動きはさらに盛んとなり、神社建立に至ったとか。「南朝の忠臣」をまつる神社はその後いくつか造られましたが、その魁となった存在です。
 …詳細な説明をし出すと長くなるので、正成や南北朝関連の神社について気になる方は以下を見てくださいな。

歴研サイトより
「楠木正成」

「れきけん・とらっしゅばすけっと」より
「「南朝忠臣」達の神社」

神社の公式サイトはこちら

 アクセスは、高速神戸駅からすぐでした。というより、東出口が神社境内なので地上にあがるとすぐ正門。出口さえ間違わなければ迷う余地なしです。

最近読んだ本・雑誌について

 どうも、NFと申します。よろしくお願いいたします。とりあえず、何を書いていいか迷ったので、最近に読んだ本について一言ずつコメントを。

『ヤングキングアワーズ』6月号 少年画報社
…また、『ドリフターズ』お休み。残念。『それでも町は廻っている』『河井荘』は安心して読める。『球場ラヴァーズ』は、とりあえず実央ちゃん受験合格おめでとう、と。アワーズに移ってからは、いじめ問題が解決しているせいか前向きな話が多くてよい。『ナポレオン 覇道進撃』は、内政モードなのでキャラの変態度数が目立たないのは仕方なし。新編になってから、没落期へのフラグが確実に混じえられてきてるなあ。

『SPA!』5月15日号 扶桑社
『孤独のグルメ』目当てで購入。今回は鳥取県鳥取市役所のスラーメンだそうな。ゴローちゃんが前回は食べ過ぎなかったのを見て、「彼も失敗から学ぶようになった」と感慨にふけった僕がバカでした。谷口ゴロー先生の故郷・鳥取が舞台のせいか、いつもより多めの10ページ。しかしゴローちゃんはいつものゴローちゃんでした。作品の出来は流石のクオリティで安定しており、次回も楽しみ。

『女子読み「水滸伝」』 秋山久生 三五館
話の大筋、好漢たちの略歴、時代背景を作中の女性キャラ二人が「ガールズトーク」で面白おかしく語ってくれます。いかにもお手軽そうな第一印象に反し、中身はガチでした。個人的には、暗黒面(人肉食やら非道なスカウトやら)にも目を背けてない事やオッサンキャラをちゃんとオッサンとして書いているのが好印象。

『茶会の楽しみ』 三田富子著 淡交社刊
茶道本。色々なシチュエーションにおける茶道具の組み合わせを豊富な写真で示してくれており、眺めているだけでも楽しめた一品。道具組みへの姿勢も柔軟。

『球団消滅 幻の優勝チーム・ロビンスと田村駒治郎』 中野晴行 筑摩書房
プロ野球でセリーグの初代王者は、今は亡き松竹ロビンスというチームでした。そのオーナー・田村駒治郎の伝記。典型的なワンマン社長でタニマチ気質だった一方、公平なプロ野球運営を目指し野球協約をアメリカから持ち帰ったり、引退選手への受け皿を考えたりと先進的な一面も有した矛盾の人だったようです。プロ野球黎明期を知る上で、有用な一冊かと。プロ野球が苦境にある今、この本から学ぶところは小さくないかも。

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